10\11\05
とある中学校。1年B組。終業式後のホームルーム。担任教師の森口が、突然生徒たちの前で『告白』を始める。それは数ヶ月前、森口の愛娘が殺された事件の、驚愕の真相だった。「私の娘は死にました。でも事故死ではありません。このクラスの生徒に殺されたんです」彼女の娘を殺したのは、誰か?そして、娘を殺された森口の、壮絶な復讐とは――----------あらすじを読んで、「面白そう」と思った人、挙手。絶対に観てください。この企画を始めて、早くも第6段。第6段にしてようやく、きっと一生忘れることのないであろう傑作に、めぐり合うことが出来たように思う。基本的に自分は甘口だが、この作品は紛れもなく良作であると断言できる。観終わった後、つい本屋で原作の小説を買わせてしまうほどだ。僕は常々、フィクションはフィクションとしての面白さを追求し、そしてフィクションとして評価されるべきだと思っている。この『告白』という作品は、あくまでフィクションの一つとして観ると、ほぼ完璧に近いほどの完成度を誇っていると個人的には思う。息をつかせぬスピーディーなストーリー。全く先を読むことが出来ない展開。過剰なまでに狂ったキャラクターたち(正直に言うと、この作品には一般人なんて一人も登場しない)。そして、陰惨としているがどこまでも美しい、映像と音楽。ここまで映像の世界にのめりこませる力があるのは、最近の邦画の中ではとても珍しいと思う。テレビCMにあったあの「どっかーん」にあんな意味があっただなんて、誰が想像できただろうか(笑)観終わった後、あんなに会場が静まり返ったのは、人生でも初めての経験だった。それだけ観客全員が、良くも悪くも、この映画に心を動かされたという証拠なのではないだろうか。……これ以上ストーリーに立ち入った褒め言葉を挙げると、どうしてもネタバレになってしまうので、『告白』に関係する話をもう少しだけ述べよう。帰ってから、僕はすぐにyahoo映画のレビューを観た。皆がこの傑作(かつ問題作)を観てどんなことを感じたのか、知りたかったからだ。そして、僕の想像通り、票は星5つと星1つの、真っ二つに分かれていた。星5つの人たちの感想は僕と同じようなものだったが、星1つの人たちの意見もなかなか興味深かった。一番多かったのが、「こんな映画が星5つを取るなんてありえない。終わってる」「胸くそ悪い」「ただ観客を煽るだけの映画」「血やグロ描写を子どもにさせるのはどうなの?」等など。確かに聞けば頷ける意見だった。正直僕もこの作品は青少年の教育に全くもってよくないと思うし、R15指定をくらった理由も分かる。そこに嫌悪感を覚える人は多数いる。むしろ、僕みたいにバッドな展開やエグいオチが大好きな人間は、この世にあまりいて欲しくないし、本来ならばいるべきではないのだろう(笑)しかし、僕が思う『本当に面白い作品』というのは、映画だろうが漫画だろうが小説だろうが、とにかく「好き嫌いがはっきり分かれる」作品だと思う。好き嫌いの差が激しいということは、それだけ人の感情を揺さぶることができる作品であるからだ。そして僕は、フィクションと現実を全く別物として楽しんでいるので、正直そこに嫌悪感などは抱かなかった。いじめの描写、血の描写が苦手な人には、コレは勧めない。だが、それらが多少苦手でも、最後の結末まで観客を引っ張っていくパワーが、この作品には秘められていると思う。まったく、R15なのがもったいないくらいだ。----------Next Movie → 『マイ・ブラザー』
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久しぶりに、大阪の繁華街、梅田を散策してきた。今日の大阪は引き続き快晴で、とても日差しがきつい。相変らず足の痺れは続いているが、ゆっくりなら歩けるようになった。少し足を引きずるが、3時間の散策、なんとか歩きとおせた。しかし、歯がゆいなあ!先月まで追い越せていたオバちゃんたちの歩みと、ほぼ同じか、下手したら遅いぐらいのスピードしか出せないなんて。それでも杖なし、自力で歩けるんだから、贅沢を言ってはいけないんだ。久しぶりの梅田は、随分と様変わりしている。梅田界隈は、ただ今改装ラッシュだ。大阪の玄関口の大阪駅は、行くたびに中の構造が変わって必ず迷ってしまう。大阪大丸も食堂街を閉鎖しての改装中。阪急百貨店はここは何処?私は誰?状態で、気分は浦島太郎である。大好きだった阪急の大聖堂風のホールは、もはやない><行きつけのカクテルと料理が旨かった、和風ダイニングのお店は影も形もなかった。同じくいきつけの。炭火焼の酒が旨い焼き鳥屋は、違う店になっていた。いやはや、移り変わりが速すぎるぞ!安くて旨い店がなくなっているのは、寂しい。
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